「永久追放に値」 デンマークGKへの”レーザー事件”が物議…英ファンへの非難轟々

デンマーク代表GKカスパー・シュマイケル【写真:AP】
デンマーク代表GKカスパー・シュマイケル【写真:AP】

GKシュマイケルの顔面にレーザー光線が照射、英ファンによる愚行の余波拡大

 欧州選手権(EURO)準決勝のイングランド対デンマークの一戦で、デンマーク代表GKカスパー・シュマイケルの顔面にレーザー光線が当てられた事件の余波が拡大している。この愚行を働いた人物に対し、SNS上では”永久追放”を求める声が多数挙げられていると英メディアが報じた。

 物議を醸しているのは、延長前半12分にイングランドが獲得したPKの場面で、デンマークGKシュマイケルの顔面に起きたある異変だ。キッカーのイングランド代表FWハリー・ケインと対峙したシュマイケルの顔面に突如、緑色のレーザー光線が何者かによって当てられた。

 シュマイケルの視界を妨げようとしたこの愚行はイングランドファンによるもので、英民間放送局「ITV」内ではその瞬間の映像が流され、その人物を非難。ITVの司会者であるマーク・チャップマン氏による「これはまったく受け入れがたい、馬鹿げたことだ」とのコメントが「マンチェスター・イブニング・ニュース」紙で掲載されていた。

 この事件の余波は拡大しており、英紙「デイリー・メール」は元イングランド代表FWスタン・コリモア氏が自身の公式ツイッター上で「もし誰かがシュマイケルにレーザーペンを当てたのなら、一生追放してほしい」とツイートしたことに触れ、なおかつ、ファンの反応にも注目している。

 SNS上には「カスパー・シュマイケルの顔にレーザーペンを当てた人は一生追放してほしい」「ウェンブリーや今後のイングランドの試合への永久追放に値する」「これが公平な結果だとはとても思えない」「非常にお粗末な出来事だ」「イングランドにとっては恐ろしい光景だ。不名誉なことだ」といった非難の声が続々と寄せられた事実を報じ、一部ファンの”マナー違反”を問題視していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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