EURO終幕のウクライナ、“優勝候補”に完敗も…同国史上初の快挙達成 「感謝したい」

サポーターたちに挨拶をするウクライナ代表の選手たちとシェフチェンコ監督【写真:Getty Images】
サポーターたちに挨拶をするウクライナ代表の選手たちとシェフチェンコ監督【写真:Getty Images】

イングランドに0-4完敗…準々決勝敗退も史上初の8強にシェフチェンコ監督が賛辞

 ウクライナ代表は現地時間3日の欧州選手権(EURO)準々決勝でイングランドに0-4で敗北。同国史上初の決勝トーナメントは準々決勝で終幕となった。チームを率いた”英雄”アンドリー・シェフチェンコ監督は「素晴らしい大会になった」と自分たちのスタイルを貫いた選手たちを称賛した。

 過去2大会連続でグループステージ敗退に終わっていたウクライナだったが、今大会はグループCで3位に入り、史上初めて決勝トーナメントに進出。ベスト16ではスウェーデンに2-1で競り勝ち、8強入りを果たした。キャプテンのMFアンドリー・ヤルモレンコ、MFオレクサンドル・ジンチェンコ、セリエAのアタランタで活躍するMFルスラン・マリノフスキーら個の活躍が光り、躍進した。

 イングランドには4失点で敗北と力負けしたが、シェフチェンコ監督は自分たちのスタイルを貫き通した選手たちのパフォーマンスに手応えを感じていたようだ。

「素晴らしい大会になったと思っている。チームは自分たちのスタイルを持っていた。結果や相手に関係なく、自分たちのプレースタイルを捨てることはしなかった。その意味では良いフットボールをした。選手たちはできる限りのことを尽くした。そのことに感謝したい」

 優勝候補のイングランド相手にもスタイルを変えず、真正面からぶつかりあって玉砕。結果は伴わなかったが、ウクライナの英雄は同国史上初のベスト8という記録を打ち立てた選手たちに賛辞を送っていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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