これがミラン名物会長のラストマッチ!? イタリア杯決勝後、選手にねぎらいの声

明言を避けた指揮官の去就

 ACミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長は、21日のイタリア杯決勝の試合前、ユベントス相手に「醜態をさらせば給料を払わない」と、衝撃の通告をしていた。だが、日本代表FW本田圭佑ら奮闘した選手たちを労い、試合後には称賛の声を掛けたという。

 ミランはセリエA5連覇中のユベントスとの決戦で最後の最後に力尽きた。延長後半5分にスペイン代表FWアルバロ・モラタに決勝弾を決められて0-1で競り負けた。

 ミラン買収30周年を迎えた名物オーナーは、試合後にこう語った。

「勝ったら話すが、負けたら黙る。ブロッキは残るか? 様子をみよう。ミランはいい試合をした。選手たちを称賛した」

 先月自らの独断専行でシニシャ・ミハイロビッチ監督を解任し、後任となったクリスティアン・ブロッキ監督の去就については明言を避けた。一方、奮闘の選手をねぎらったことも明かした。

 

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