冨安健洋は「合意に近づいている」 トッテナム移籍”加速”の可能性を伊メディア報道
トッテナム&アタランタが争奪戦、交渉の行方に現地注目「プレミアリーグの巨人が先頭」
イタリア・セリエAのボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の来季去就を巡り、現地メディアはプレミアリーグのトッテナムが獲得レースの先頭に躍り出たことを報じた。取引は成立に至っていないものの「合意に近づいている」と指摘している。
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冨安は2019年夏にボローニャ加入後、主戦場のセンターバック(CB)だけでなく、両サイドバック(SB)でも遜色ないパフォーマンスを発揮。すでにACミランやアタランタといったイタリア国内クラブからの関心が伝えられていたが、ここに来てプレミアリーグの“ビッグ6”の一つであるトッテナムが獲得に乗り出した。
英紙「ザ・サン」紙によると、同クラブは1500万ポンド(約23億円)での獲得を目指しているとされ、契約交渉へ発展する可能性が指摘されていたなか、英衛星放送「スカイ・スポーツ」は27日に「交渉開始」と報道。同メディアによると、今季からトッテナムのスポーツディレクターに就任したファビオ・パラティチ氏が冨安獲得にアプローチをかけたとされ、ボローニャ側は移籍成立へ1700万ポンド(約26億円)を要求しているという。
契約交渉の進展が注目されるなか、イタリアメディア「フットボール・イタリア」は「冨安、トッテナムへの移籍に接近」との見出しとともに、プレミア行きに近づきつつあることを報道。記事では、トッテナムとともに、アタランタも獲得レースに参戦していることに触れつつ「プレミアリーグの巨人が先頭に躍り出た」と綴っている。
また、衛星放送「スカイ・スポーツ」イタリア版からの情報として、トッテナムが300万ユーロ(約3億円)の追加料金を提示したことにも触れられ、取引は成立していないものの「両者は合意に近づいている」と報道。トッテナムは現地時間6月30日、今季いっぱいまでウォルバーハンプトンを率いたヌーノ・エスピリト・サント氏の新監督就任を発表しているが、この動きに合わせて、冨安獲得にも漕ぎ着けることになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)