マンC新監督のペップが重傷のギュンドアン獲得を熱望 香川親友への信頼揺るがず

最大5カ月の離脱危機も、司令塔としての才能を高く評価

 マンチェスター・シティの新監督就任が決まっているペップことジョゼップ・グアルディオラ監督は、不運にも重傷を負ったドルトムントのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンの獲得を、今も変わらずに熱望しているようだ。英地元紙「デイリー・メール」は、「ペップ・グアルディオラは重傷に苦しんでいたとしても、イルカイ・ギュンドアンをマンチェスター・シティに連れてくることを熱望している」と報じている。

 ペップお気に入りのギュンドアンは、ドルトムントが練習前のウォーミングアップに取り入れているバスケットボールのプレー中に膝蓋骨を脱臼する重傷を負った。6月の欧州選手権(EURO)フランス大会の欠場が決まっただけでなく、手術を受ければ最大5カ月の離脱危機となっている。

 ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOから「出て行くか、長期契約を結ぶか」と、非情な二者択一を突きつけられるなど、25歳の司令塔は今夏に重大な決断を迫られている。

 しかし、獲得を狙うシティのグアルディオラ新監督は、たとえ負傷していてもギュンドアン獲得を熱望しているという。コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレにインテル移籍の可能性が浮上するなど、シティは中盤センターの補強が噂されている。長期離脱中の選手、ましてやプレミア初参戦となるギュンドアンの獲得には大きなリスクが伴うことは間違いないが、ペップのギュンドアンへの信頼は揺るがないようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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