眼窩骨折のベルギー代表DF、復帰まで最低6週間の見込み 「衝撃があと3cm高かったら…」

怪我で離脱してしまったベルギー代表DFティモシー・カスターニュ【写真:ロイター】
怪我で離脱してしまったベルギー代表DFティモシー・カスターニュ【写真:ロイター】

カスターニュはEURO初戦で前半26分に負傷してチームを離脱

 ベルギー代表の一員として欧州選手権(EURO)に参加していたDFティモシー・カスターニュ(レスター・シティ)は、13日に行われた初戦のロシア戦(3-0)で相手選手との衝突により、眼窩骨折の重傷でチームから離脱となった。ベルギーメディアは負傷箇所があと3センチ上にずれていたら、キャリア終了に追い込まれていた可能性があったと報じている。

 今季イングランドのFAカップを制したレスターで活躍するカスターニュは、ロシアとの今大会初戦にスタメン出場していた。しかし、前半26分にロシア代表MFダレル・クジャエフ(ゼニト)と頭部をぶつけ合って負傷。プレー続行不可能となり、途中交代を余儀なくされていた。

 検査の結果、カスターニュは両眼窩骨折の重傷で、すでにチームから離脱することが発表されている。初の国際大会はわずか30分足らずで終了となってしまった。

 ベルギー紙「HLN」によると、カスターニュは現地時間15日に6時間に及ぶ手術を受けたという。手術は無事に成功し、まもなく退院の予定だが2週間は安静の必要があり、さらに復帰までに最低でも6週間はかかる見込みとなっている。

 また、同紙は「衝撃があと3センチ高かったら、神経を損傷していた可能性があり、そうなれば彼のキャリアは終わっていただろう」と報じた。痛恨の戦線離脱となったカスターニュだが、紙一重のところで最悪の事態は免れていたようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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