イングランドが強豪クロアチアに1-0勝利 17歳ベリンガムがEURO史上最年少出場記録を更新

イングランド代表MFジュード・ベリンガム【写真:AP】
イングランド代表MFジュード・ベリンガム【写真:AP】

後半12分、スターリングが決勝点を決めてイングランドが1-0で勝利

 欧州選手権(EURO)グループDのイングランド対クロアチアが現地時間13日にロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われ、FWラヒーム・スターリングのゴールによってイングランドが1-0の勝利を収めた。

 イングランドは前半5分にMFフィル・フォーデンがポスト直撃のシュートを放つなど立ち上がりから主導権を握ったものの、ゴールを奪うまでには至らず。その後、クロアチアもMFルカ・モドリッチがチームに落ち着きを与え、前半は膠着した試合展開となった。

 0-0で迎えた後半12分、中盤から攻め上がったMFカルビン・フィリップスが右サイドから切れ込んでペナルティーエリア内へラストパスを供給。ここに走り込んだスターリングが右足で押し込み、イングランドが先制に成功した。

 後半16分にはイングランドのキャプテンのFWハリー・ケインがクロスに飛び込んだ際に勢い余ってポストに直撃するアクシデントで肝を冷やしたが、すぐにプレーに復帰した。そのケインは同37分に17歳のMFジュード・ベリンガムとの交代でピッチを後にした。ベリンガムは17歳349日での出場で、EURO史上最年少出場記録を更新した。

 攻撃陣がシュートの精度を欠くシーンも散見されたイングランドだったが、クロアチアからの反撃を許さず、最小限のリードを最後まで守りきった。ロシア・ワールドカップ準優勝のクロアチアと同ベスト4のイングランドというグループDの“2強”とも目されていた両国の直接対決は“サッカーの母国”に軍配が上がった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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