迷走ミランにリバプールが仕掛ける悪魔のディール! 悪童バロテッリを厄介払いした挙句、本田も認める新鋭獲得へ

トットナム、レスターも狙うニアングを交換で獲得申し出る

 シニシャ・ミハイロビッチ監督の指揮下ではFWのレギュラーポジションを得ていたニアングだが、クラブ首脳陣からの評価は高くないようだ。その市場価格は1200万ユーロ(約15億円)に設定されているとして、リバプール側はバロテッリの保有権との交換を狙っているという。

 シーズン序盤に右足中足骨の骨折で出遅れた挙句、レギュラーポジションで活躍した後に交通事故で離脱しながらも5ゴールを挙げているニアングと、シーズン途中でスポーツヘルニアの手術で離脱したもののリーグ戦で1ゴールのバロテッリ。先発出場時の平均勝ち点は21歳のニアングが1.80(チーム平均1.54)に対して25歳バロテッリが1.14と圧倒的な差があり、現時点でも、将来を見据えても、ミラン残すべき選手がどちらかはデータ上は明らかになっている。日本代表FW本田圭佑もイタリア紙でニアングの実力を認めていた。

 果たして、ここ近年失敗補強の連続で、迷走を続けているミランの強化部はどんな判断を下すのか。普通に考えればあまりにもリバプールにとって都合の良いトレードは成立するのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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