マンUと交渉難航のモウリーニョをPSGが強奪か  “赤い悪魔”の決断が遅れればパリ行きも

PSG会長はブラン監督への信頼が低下

 フランスリーグ4連覇中のPSGは、今年2月にローラン・ブラン監督と18年まで契約延長を果たしている。しかし、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でベスト8に終わったことで、ナーセル・アル=ヘライフィ会長のブラン監督への信頼は失われつつあるという。過去にポルトとインテルでCLを制している実績十分のモウリーニョ氏であれば、悲願のタイトル獲得に向けた理想的な人材と言えるため、指揮官交代を考え始めているという。

 モウリーニョ氏の招聘は既定路線と見られていたユナイテッドだが、守護神のGKダビド・デ・ヘアは不仲とされるファン・ハール監督続投なら移籍の可能性が取りざたされている。また、トップターゲットの一人とされるスウェーデン代表のFWズラタン・イブラヒモビッチもファン・ハール監督と過去に確執があったことで知られており、オランダ人指揮官続投の場合は獲得が困難になる。

 選手補強にも大きな影響を及ぼす問題とはいえ、慎重になりすぎてもたつく間に意中の相手を逃すようでは元も子もないだろう。早急な判断が求められるなか、ユナイテッドはどのような決断を下すのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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