アーセナルの“ガラスの天才”を絶賛する英代表監督 EURO最終候補選出で物議も「彼はスペシャルな選手」

今季わずか3試合出場のウィルシャーが26人の最終候補メンバー入り

 フランスで開催される欧州選手権(EURO)で初優勝を狙うイングランド代表は、16日に最終候補26選手を発表した。マンチェスター・ユナイテッドの18歳新鋭FWマーカス・ラッシュフォードがサプライズ選出されるなか、物議を醸した選出があった。足首の骨折の影響で、今季は終盤戦のわずか3試合の出場にとどまったアーセナルMFジャック・ウィルシャーだ。

 故障に泣かされ続けた「ガラスの天才」の今季先発出場はわずか1試合。15日のリーグ最終節アストン・ビラ戦のみだが、ロイ・ホジソン監督はウィルシャーを「スペシャル」と絶賛。その必要性を説いている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

「彼は価値があるから選ばれた。スペシャルな選手なんだ。ジャック・ウィルシャーの能力を持つ存在はそんなに見当たらない」

 ホジソン監督はこう絶賛した。故障癖に苦しむウィルシャーは、イングランド代表に数少ないクリエイティビティの持ち主。高い技術に加えて、最終局面でのセンス、アイデアも持ち合わせる。ハードワーカータイプとスピードスターの多いイングランド代表の中盤で、ウィルシャーの能力は異質だという。

「彼の怪我の多くはトラウマになるような重傷だが、彼については心配していない。彼は間違いなく本物のクオリティーを持つ選手だ。すべての項目に丸がつくんだ」

 毎年のように故障するウィルシャーだが、故障を恐れずに球際で激しいアプローチを続けるファイターでもある。今季出場3試合にもかかわらず、23人の最終メンバー入りは確定といったような指揮官の心酔ぶりだが、やはり懸念材料はあるという。

 

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