「忍者だ!」 クロアチアDF、ピッチ外への“捨て身タックル”に反響「理解できない」

クロアチア代表DFヴルサリコ【写真:Getty Images】
クロアチア代表DFヴルサリコ【写真:Getty Images】

ヴルサリコがベルギー戦で勝利への執念を示した珍プレーを披露

 クロアチア代表は現地時間6日、ベルギー代表との国際親善試合に臨み0-1で敗れた。欧州選手権(EURO)に向けたテストマッチで強豪相手に惜敗したなか、DFシメ・ヴルサリコ(アトレティコ・マドリード)が試合終盤に見せた珍プレーが、海外メディアで話題を呼んでいる。

 2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)で過去最高となる準優勝の成績を収めたクロアチアは、今回のEUROではグループDに入り、イングランド、スコットランド、チェコと同居。13日の初戦でいきなりイングランドと激突する。大一番を前に、大会前最後のテストマッチとして敵地ブリュッセルで優勝候補の一角であるベルギーと対戦。前半38分に相手FWロメル・ルカクにゴールを決められ、0-1と敗れた。

 そうしたなか海外メディアで話題を呼んでいるのが、後半43分のワンシーンだ。ベルギーのルカクがクロアチア陣内でドリブルを仕掛けて突破を試みるが、ヴルサリコが横から足を伸ばしてカット。こぼれたボールにヴルサリコ、ルカクとも素早く反応して寄せるも、一歩早くヴルサリコの右足がボールに触れた。だが勢い良く飛び込んだため、ボールを右サイドのタッチラインに向けて蹴り出す格好となってしまう。なんとかマイボールにして攻撃につなげたいヴルサリコは全速力で追うが、ボールが転がるスピードが早くタッチラインを割ってしまった。

 すると次の瞬間、ヴルサリコは予想外の行動に出る。マイボールにできなかったのがよほど悔しかったのか、すでにタッチラインを割ったボールに向かってジャンプし、両足タックルを敢行。この執念とも言える行動に海外メディアも反応している。クロアチア紙「Vecernji list」が「ヴルサリコは“クレイジー”なアクロバットによりインターネット上でヒット:『シメはじつは忍者だ!』」と伝えれば、スペイン紙「マルカ」も「誰も理解できない87分のヴルサリコのアクション:何が頭をよぎった?」と、その行動に驚きを示している。

 ボールがタッチラインを割るのが明らかな状況で“ダイブ”したため、多くの海外メディアが奇妙な行動として報じているが、裏返せば1点を追う状況で勝利への執念を見せたプレーとも言える。この闘う気持ちがEURO本大会の結果にどのような影響を与えるのか。イングランドとの初戦でのプレーに注目が集まる。

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