バルサ連覇に潜む数奇な巡り合わせ 3月に逝去したカリスマにまつわる「ある数字」とは

24度目のリーガ制覇を達成したバルセロナ 米メディアが話題の数字を紹介

 バルセロナが果たした2015-16シーズンのリーガ優勝と、3月に逝去したヨハン・クライフ氏との間に数奇な巡り合わせがあった――連覇を果たしたブラウグラナ(青とエンジの軍団)とクラブの礎を築いたレジェンドにまつわる“ある数字”が話題になっていると、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 バルセロナはリーガ最終節レバンテ戦で、前半22分と38分、立て続けにウルグアイ代表FWルイス・スアレスがゴールネットを揺らす。後半に入ってからはホームのグラナダの抵抗に遭ったものの、同40分にFWリオネル・メッシのスルーパスに抜け出したネイマールが相手GKをあざ笑うかのような横パスを送り、それをスアレスが決めて勝負あった。

 敵地での勝利で2年連続24度目のリーガ制覇を成し遂げたバルセロナだが、今年3月にはクラブの礎を築き上げた伝説の男が天国へと旅立った。「トータルフットボール」の体現者ヨハン・クライフ氏が肺がんにより68年の生涯を閉じ、チーム全体が悲しみに包まれた。クライフ氏の追悼試合となった4月の「エル・クラシコ」では、選手たちも気負いすぎたのか、宿敵レアル・マドリードに1-2と逆転負けを喫するなど一時スランプに陥ったが、リーグ戦ラスト5試合を全勝で乗り切り、クライフ氏へ手向けの連覇を飾った。

 

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