セリエA新記録の36ゴールは「最高の喜び」 歴史に名を刻んだイグアインの市場価値は高騰必至

最終節フロジノーネ戦でハットトリックの大爆発を見せて見事に達成

 ナポリのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが、14日のリーグ最終戦の本拠地フロジノーネ戦でハットトリックを挙げる活躍を見せ4−0の勝利に貢献した。今季リーグ戦通算36得点を記録し、セリエAの1シーズン最多ゴール新記録を打ち立てた。

 喝采の本拠地スタジオ・サンパオロで祝祭が起こった。南部の名門はこの日の大勝劇で来季UEFAチャンピオンズリーグの本戦から出場できる2位を確保。そしてエースストライカーは、セリエAの歴史に名を刻んだ。1949-50シーズンに、元ACミランFWグンナー・ノルダールが記録したシーズン35得点のリーグ記録を見事に塗り替えた。

 衛星放送「スカイ・イタリア」で、イグアインは喜びを爆発させている。

「この記録は私が求めていたものだ。自分のキャリア最高の瞬間に間違いない。最高の喜びだ。僕を助けてくれた人々、ファン、この街、チームメート、家族に感謝したい。大きな愛を捧げてくれた」

 点取り屋はまくし立てた。ピピータの愛称で知られるイグアインは、2013年にレアル・マドリードから加入。そこからナポリは、セリエA屈指の強豪の座を確立した。移籍初年度は17得点、昨季は18得点とコンスタントに活躍したが、今季はその2倍ものゴールを積み重ねた。

 

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