「日本のスターを獲得」 岩渕の強豪アーセナル移籍に英注目「熱心に狙っていた」

アストン・ビラからアーセナルに移籍したFW岩渕真奈【写真:Getty Images】
アストン・ビラからアーセナルに移籍したFW岩渕真奈【写真:Getty Images】

アストン・ビラ退団後、英女子リーグ強豪クラブへの移籍に英メディア熱視線

 イングランド1部(FA女子スーパーリーグ)アーセナルは26日、なでしこジャパン(日本女子代表)FW岩渕真奈の獲得を発表した。昨年末に加入したアストン・ビラを今季限りで退団し、強豪クラブへ活躍の場を移した岩渕に英メディアは「数カ月にわたる憶測に終止符を打った」と注目している。

 2011年ワールドカップ優勝メンバーの岩渕は昨年末、INAC神戸レオネッサからアストン・ビラへ移籍し、今季リーグ戦で13試合2得点をマーク。リーグ第14節トッテナム戦(1-0)で20メートル超の距離からゴラッソ弾を叩き込むなど、約半年間に渡るプレーで存在感を示していたなか、シーズン終了とともに退団を表明していた。

 新天地は今季リーグ戦3位の強豪アーセナルに決定し、英紙「ザ・サン」は「アーセナル、元アストン・ビラのエースとの噂から数カ月後に日本のスター岩渕を獲得」と見出しを打ち、「バイエルン・ミュンヘンとアストン・ビラで活躍した岩渕は、アーセナルに移籍することで、数カ月にわたる憶測に終止符を打った」と綴り、注目している。

 同メディアによると、岩渕は過去1年半の間、アーセナルの移籍ターゲットになっていたとされ、記事では「(今季限りで退任した)ジョー・モンテムーロ前監督が熱心に狙っていた」とも指摘。実際に岩渕は公式声明で「クラブが長い間、契約を望んでいたことは知っているので、アーセナルでプレーできることをとても光栄に思っています」とも語っており、アーセナルにとっては意中の即戦力を補強した形となった。

 バイエルン、ホッフェンハイム、アストン・ビラに続き、海外4クラブ目の移籍となった岩渕。来季のUEFA女子チャンピオンズリーグ出場権を獲得している英強豪クラブでのパフォーマンスに注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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