セスクが戻りたくても戻れない場所 「バルサへの復帰はもはや不可能」と嘆息

2度の決断で覚悟

 チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスが2度に渡り離れたスペイン王者バルセロナに思いをはせ、「戻りたくても不可能」と嘆いている。スペイン地元紙「マルカ」が報じた。

「バルセロナへの復帰はもはや不可能。もしも、僕が希望したとしても…僕のキャリアにおけるバルセロナのステージは終わった。もう閉ざされた」

 セスクは、そう語った。バルセロナのカンテラ育ちでスペイン代表DFジェラール・ピケと同僚だったが、16歳でアーセナルに移籍。2003年から11年まで活躍し、ガナーズのキャプテンにまで上り詰めた。

 だが、11年に周囲の反対を押し切り、バルセロナに移籍金43億円で復帰。だが、期待通りの活躍ができず、14年にバルセロナから2度目の移籍に踏み切っていた。アーセナルのライバルであるチェルシーに加入した、セスクはアーセナルサポーターから「スネーク(裏切り者)」の異名を冠されていた。2度に渡り、自らの意思でカンプノウを離れたセスクは、もうバルセロナには戻れないと覚悟を決めた様子だ。

 

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