スペイン2部降格危機のラージョに八百長疑惑が浮上! 複数の選手が敗退行為か

地元紙報じる 前節1-2と敗戦したソシエダ戦前に賭け率に不審な動き

 シーズン最終盤を迎えたリーガ・エスパニョーラで、八百長疑惑が持ち上がった。ラージョ・バジェカーノに所属する選手たちに敗退行為があったのではないかと、スペイン紙「エル・ムンド」が報じている。

 嫌疑がかけられている試合は8日に行われたリーガ第37節、レアル・ソシエダ対ラージョだ。残り1試合で降格圏内の19位に沈むラージョは、この試合で前半12分と後半5分に得点を許し、同24分に1点を返したものの1-2で敗戦した。1部残留に向けて非常に厳しい結果となったが、それ以上にショッキングなのはラージョの複数人の選手に八百長疑惑がかかっている点だ。

 スペインプロサッカー連盟(LFP)の調査によると、オンライン上のベッティングサイト「Bet365」の試合前の賭け率で、不審な動きが起きていたという。当初はホーム側のソシエダの勝利に2.60倍の倍率がついていたが、ミッドウィークには3.80倍と不自然なまでに“高騰”したという。

 ブックメーカーは異常な数値の跳ね上がりに気づき、試合前日に2.70倍の数値に修正したものの、この不自然な倍率変動と、ラージョの敗戦がリンクしているのではないかと報じられている。

 

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