冨安健洋、負傷明け後初のフル出場…伊メディア及第点評価「完全に制限」「模範的」
ウディネーゼ戦に右SBとして先発、負傷明け後初のフル出場を果たす
イタリア・セリエAのボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋は、8日のリーグ戦ウディネーゼ戦にフル出場。チームは1-1で引き分け、イタリアメディアからの評価は標準的だった。
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冨安は3月のインターナショナル・マッチウィークで日本代表の活動に参加。その後、イタリアに戻りリーグ初戦のインテル戦(0-1)で右足を負傷して約1カ月の離脱になった。シニシャ・ミハイロビッチ監督も嘆いた不在期間を終え、前節のフィオレンティーナ戦(3-3)で先発復帰し、後半31分までプレーした。
負傷明け後初のフル出場となったウディネーゼ戦に右サイドバックとして先発した冨安に対し、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では「6点」と採点。「イェンス・ストリガー・ラーセンの攻撃参加を完全に制限した。デンマーク人サイドバックに仕事をさせなかった」と、その存在感が評価された。
一方でサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」では同じ「6点」と採点されたものの「唯一のミスはほんの一瞬のところを“盗んでくる”ロドリゴ・デ・パウルに対して遅れたこと。他の場面では抜け目がなく、模範的だ」として、同点ゴールを奪われた場面には改善の余地があったと指摘された。
ボローニャは残り3試合で残留も確定的である一方で、来季の欧州カップ戦の出場権獲得の可能性も残らず、ある種の消化試合になった。冨安としては、噂されるステップアップの機会をつかむためにも、確実なプレーを積み重ねることでビッグクラブにもアピールしたいところだろう。
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