ミランの”イブラ争奪戦”への本格参戦は「EL出場権次第」 CEOが明かす

プレミア勢も獲得を狙うカリスマ 資金力では劣勢を強いられるが…

 ACミランのアドリアーノ・ガリアーニCEOは、今季限りでパリ・サンジェルマン(PSG)から退団濃厚となっているスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの復帰交渉について、来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得次第と明かした。イタリア地元テレビ局「メディアセット・プレミアム」が報じている。

 ミランに最後のスクデットをもたらし、2012年夏にPSGに売却したカリスマは今季限りでパリを去ると報じられている。これまでマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、中国、カタール、アメリカなど多くの移籍先候補が報じられてきたが、そのなかにミランの名前も含まれている。

 イブラヒモビッチの獲得について、ガリアーニ氏は「我々がヨーロッパに行けるかどうか、様子を見てみよう。シーズンは5月21日に終了する。未来のシナリオを明確にするまで残り2週間ある」と語った。

 ミランは3年連続でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を失うことがすでに確定している。現在はリーグ暫定6位でEL出場権を手にできる位置にいるが、リーグ戦でこの順位を死守できなければ、イタリア杯決勝でユベントスに勝たなければいけない。

 

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