「3.6mの距離を外した」 チェルシーFW、レアル戦の“痛恨の決定機逸”に英注目

レアル・マドリード戦に出場したFWティモ・ヴェルナー【写真:Getty Images】
レアル・マドリード戦に出場したFWティモ・ヴェルナー【写真:Getty Images】

チェルシーはレアルに1-1のドロー FWヴェルナーはゴール目前の絶好機を逃す

 チェルシーは現地時間27日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦でレアル・マドリードと対戦し、敵地で1-1と引き分けた。貴重なアウェーゴールを持ち帰った一方、ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーがゴール目前の決定機を逃した場面を、英メディアは「4ヤード(約3.6メートル)の距離を外した」と取り上げている。

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 チェルシーは今年1月にフランク・ランパード監督を成績不振で解任し、トーマス・トゥヘル監督を招聘。即効性ある再建で、プレミアリーグで4位に浮上させ、CLでも準決勝進出へと導いている。レアル戦では、前半14分にアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチが先制点を奪うも、同29分に相手FWカリム・ベンゼマに同点弾を決められ、1-1のドローに終わった。

 貴重なアウェーゴールを持ち帰ることには成功した一方、0-0で迎えた前半10分の決定機逸に海外メディアは注目している。イングランド代表MFメイソン・マウントのクロスをプリシッチが頭で落とし、走り込んだヴェルナーがゴール目前でビッグチャンスを迎えるも、相手GKティボ・クルトワの好セーブに阻まれ、ネットを揺らすことはできなかった。

 英メディア「スポーツ・バイブル」は「ヴェルナーがレアル戦で4ヤードの距離を外した」と見出しを打ち、「ヴェルナーはクルトワに4ヤードの距離で阻まれ、絶好機を逃す癖が続くことになった」と、決定機逸のスランプに陥っている状況を強調している。

 記事では、「ヴェルナーにとってはデビューシーズンではあるが、4700万ポンド(約71億円)で加入以来、至近距離からのミスが定期的に発生している」と指摘している。

 第2戦は5月5日にホームで行われるが、今度こそチームを決勝へ導くゴールを決めたいところだ。

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