名門ミランGKの去就問題に“デッドライン”設定へ 英&伊クラブ、高額オファーの可能性
ドンナルンマの契約は6月に満了、ユベントスやチェルシーらが関心との報道も…
イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマは、今年6月に所属するACミランとの契約が満了を迎える。ミランの下部組織出身であるドンナルンマは、契約延長を望んでいると報じられてきたが、まだ新契約にサインをしていない。他クラブからの関心が報じられる中で、米スポーツ専門局「ESPN」は、ミランが契約延長の期限を設定したと報じている。
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今年2月に22歳になったドンナルンマは、16歳の時にプロデビューを果たし、17歳6カ月でフル代表デビューも飾っている。すでにミランでは公式戦通算245試合に出場しており、将来が嘱望されている。
ドンナルンマには、イングランドのチェルシーとマンチェスター・ユナイテッド、さらにイタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」によれば、ユベントスも関心を示しているという。
引く手あまたの状況にあるドンナルンマだが、ミランは来季以降の編成を考えるためにも、契約延長交渉に期限を決めたようだ。現時点で両者の要求額には大きな開きがあり、イタリア紙「トゥット・スポルト」によると、「ドンナルンマの代理人であるミノ・ライオラ氏は、週給13万ポンド(約2000万円)での契約延長を求めているミランに対して、週給20万ポンド(約3000万円)を要求している」という。
そこでミランは契約延長の期限を5月23日に設定。今夏予定されている欧州選手権で好パフォーマンスを見せれば、価値がさらに高まるため、その前に決着をつけたい意向を伝えたようだ。
ミランに対して強気な姿勢を示しているライオラ氏だが、ドンナルンマの獲得を希望するクラブから、高額なオファーが届いている可能性もあるという。果たしてミランは、下部組織出身の守護神を来季以降も留めることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)