CL決勝前哨戦はアトレチコがレアルに勝利!? スペイン地元紙が決戦前の宿泊先を比較

注目のマドリード・ダービー

 今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝は、レアル・マドリードと、アトレチコ・マドリードの「マドリード・ダービー」となった。その両チームの前哨戦は、早くも始まっているもようだ。決戦前の宿泊先となるホテルのクオリティーでは、アトレチコに軍配が上がっていると、スペイン紙「AS」が報じている。

 レアルは準々決勝ヴォルフスブルクとの第1戦を0-2で落とすピンチを迎えたが、同第2戦でFWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックで大逆転を果たした。その勢いに乗り、準決勝でもマンチェスター・シティを下した。一方でアトレ チコは闘将ディエゴ・シメオネ監督のもとで鉄壁の守備と強烈なカウンターを徹底。準々決勝でバルセロナ、準決勝でバイエルンとポゼッションサッカーの二大巨頭を打ち破って決戦の地にたどり着いた。

 ホームタウンは同じスペインの首都マドリードだが、クラブとしての資金力はレアルの方が断然上回っている。しかし、ジュゼッペ・メアッツァで行われるミラノ決戦を前にした“本陣”ではアトレチコの方が豪華かつ利便性が抜群だという。

 同紙は「5月28日、決勝前日に白い巨人の予約したホテルは当然のごとく豪華なものだ。しかしアトレチコのホテルはレアルのそれよりもラグジュアリーだ。ロジ・ブランコス(赤と白=アトレチコの愛称)はミラノの5つ星ホテル『メリア・ミラノ』を抑 えた」と両チームの宿泊先を比較している。

 アトレチコの予約した「メリア・ミラノ」は、決勝戦の会場ジュゼッペ・メアッツァから直線距離で約1kmと目と鼻の先で、万全の状態で会場入りできる。クラブとしては史上初となる欧州制覇に向けて、宿泊面でも完璧なバックアップを整えたようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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