湘南は「混乱とご心配おかけしましたことに心より深くお詫び申し上げます」と謝罪

　湘南は3月27日に処分の発表をリリースしたが、この背景にクラブがクラウドファンディングを行い、運営資金などを集めていたこと、さらに翌28日にクローズドパーティー（ファン感謝DAY）が予定されていたことがあった。この結果、クラブ内での事情聴取、事実確認が疎かになり、極めて重い2カ月と1年間という謹慎処分を科していた。

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　クラブは4月19日に発表した声明で、「今回の処分見直しで、処分内容が謹慎処分から公式戦の出場停止の処分に変更したことについては、彼らがクラブの一員として活動をする中で自らを見つめ直し、反省をするとともに、他の選手の模範となるような選手になることを目的としています」と説明。「皆様には今回の弊クラブ所属選手の規律に反する行為への処分の件で混乱とご心配おかけしましたことに、クラブ役員一同、心より深くお詫び申し上げます」と陳謝した。

　今後については、「第三者を交えたクラブ規律及び懲罰規定等の見直し、適切なクラブ運営の体制構築を図り、信頼回復に努めて参ります。尚、クラブ規律及び懲罰規定等の見直しにかかる一切の費用を、クラブ役員の負担とすることを併せてご報告させていただきます」と、改善を約束した湘南。Jリーグの湘南と同じ看板を背負い、Fリーグでも随一の人気を誇るクラブで明らかになったお粗末な運営。ここから、しっかりと体制を建て直していくことが求められる。