今夏注目の清武 EL3連覇を目指すセビージャが高く評価する「侮れない名前」

アンダルシアの雄が注目する才能

 移籍専門ウェブサイト「Transfermarkt」では清武の移籍金が450万ユーロ(約5億6000万円)と、比較的安価な部分にも触れており、「ドイツで所属するチームの降格により、キヨタケは間違いなく環境の変化を求めるはず。彼は今季ブンデスリーガ20試合に出場し、4得点6アシストを決めている」と、その実績を評価している。

 セビージャはアンダルシア州の雄として知られるリーガ強豪の一つだが、スペイン屈指 の戦術家ウナイ・エメリ氏が2013年1月に就任して以降、欧州の舞台で力を発揮してきた。13-14から2シーズン連続ELを制し、現地時間5日に行なわれたEL準決勝でもシャフタール・ドネツクを合計スコア5-3で下し、3連覇に王手をかけている。

 今季はリーガこそ7位と苦戦しているが、スペイン国王杯にも決勝進出するほどの実力派チームだ。清武は来季、辣腕のモンチSDと、スペイン人知将のもとへとステップアップを果たすのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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