悪童FWに目潰しを行ったトットナムMF “噛み付き”以来の10試合出場停止の厳罰か

イエロー12枚が出たチェルシー対トットナム戦で、デンベレの行為が問題に…

 レスターの優勝が決まった2日のチェルシー対トットナム戦(2-2)は、両軍合わせて12枚のイエローカードが飛び出す大荒れの一戦となった。そのなかでチェルシーのスペイン代表FWジエゴ・コスタに目潰し行為を行ったとされるトットナムのベルギー代表MFムサ・デンベレに対し、FA(イングランドサッカー協会)から最大10試合の出場停止という厳罰が下される可能性が浮上している。英地元紙「サン」が報じた。

 この試合では前半37分、コスタがベルギー代表DFヤン・フェルトンゲンに引っ張られた際に小競り合いを起こし、両チームの選手がヒートアップするきっかけを作った。互いに激しいスライディングタックルを連発し、トットナムのアルゼンチン代表MFエリック・ラメラがスペイン代表MFセスク・ファブレガスの手を踏みつけるなど、ラフプレーの応酬となった。最終的にはチェルシーに3枚、トットナムに9枚とプレミアタイ記録となる12枚のカードが飛び交い、試合終了後にも乱闘が収まらないほどの荒れたゲームとなった。

 後味の悪い一戦となったこの試合で特にクローズアップされているのは、ピッチ上での振る舞いがたびたび問題視される悪童コスタ絡みのプレーだ。この試合でも騒動の引き金を引いたのは確かにコスタだが、今回ばかりはこのスペイン代表ストライカーが被害者となっている。

 

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