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奇跡のプレミアVで市場価値高騰のレスターイレブン 岡崎の評価額は2・3倍の25億円にジャンプアップ!
英紙特集 最高額は2年間で100倍のMVPマフレズの55億円
創設132年でクラブ史上初のプレミアリーグ制覇を成し遂げたレスター・シティの奇跡のイレブンの市場価値が急上昇している。移籍金ゼロで加入した選手や格安の移籍金で獲得した選手が評価額を高める中、日本代表FW岡崎慎司も昨夏マインツから加入時よりも2倍以上の移籍金に高騰している。英地元紙「デイリー・メール」が報じた。
プレミアの頂上にたどり着いたレスター軍団は実にリズナブルだ。今季のレギュラー11人、GKシュマイケル、DFシンプソン、DFフート、DFモーガン、DFフクス、MFマフレズ、MFドリンクウォーター、MFカンテ、MFオルブライトン、FW岡崎、FWヴァーディの全員を揃えるために、費やした移籍金は合計で推定約2100万ポンド(約33億円)。例えば、今季マンチェスター・ユナイテッドがモナコから獲得したフランス代表FWアンソニー・マルシアルの移籍金総額は101億円だった。資金力豊富なプレミアリーグのクラブにとってはスター選手1人の移籍金にも及ばないほどだ。
しかし、チーム一丸となって栄光をつかみとった面々の価値はぐんぐんと急上昇している。特集では各選手の現在の価値を独自に算出している。
昨夏にクラブの移籍金最高額700万ポンド(約11億円)で加入した岡崎は今季リーグ戦34試合5得点を記録。他にも、前線からのハイプレッシャーや巧みなおとりとしての動き出しなど、好守に粉骨砕身の働きを見せた点が高い評価を受けている。その価値は約2・3倍の1600万ポンド(約25億円)に跳ね上がったと分析された。寸評でもヴァーディの相棒として重要な役割を担ったと賞賛されている。
「岡崎は昨夏にレスターへ移籍してきたばかり。しかし、この日本代表はヴァーディの背後でエネルギッシュなプレーを披露し、即座にインパクトを残した。プレミアリーグでは5得点だが、さらにゴールを重ねることができれば、市場価値はさらに上昇するだろう」