英雄ドログバの息子がプロ初得点! 父と同じゴールセレブレーションが話題

セリエDのフォルゴレ・カラテーゼに所属するFWイサーク・ドログバ【※画像はクラブ公式サイトのスクリーンショットです】
セリエDのフォルゴレ・カラテーゼに所属するFWイサーク・ドログバ【※画像はクラブ公式サイトのスクリーンショットです】

セリエDでプレーする2000年生まれのイサーク・ドログバが初ゴール

 ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、驚異的な得点力を示して、世界有数のFWとして名を知られている。彼の父であるアルフ・インゲ・ハーランドも現役時代にノルウェー代表として34試合にプレーしたプロサッカー選手だった。名選手の子供が必ずしも名選手になるとは限らないが、受け継がれているサッカーの才能はあるはず。イタリアのセリエDでも、“ある2世プレーヤー”がプロ初ゴールを決めて話題となっている。

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 その一撃が注目を集めたのは、現在セリエDのフォルゴレ・カラテーゼに加入したFWイサーク・ドログバだ。かつてチェルシーで活躍した元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバの息子は、父がチェルシーの在籍していた当時に、チェルシーの下部組織でサッカー選手のキャリアをスタートさせた。その後、2018年にフランスのギャンガンU-19へ移籍し、今年2月からフォルゴレ・カラテーゼに加入していた。

 イサークは、ここまでリーグ戦2試合に途中出場しており、現地時間28日に行われたカロネーゼ戦も後半20分から出場。そして0-0で迎えた後半39分、セットプレーからゴール前にボールを入れたフォルゴレ・カラテーゼは、イタリア人DFフランセスコ・ビニが横パスを出す。これを受けたイサークは、キックフェイントでDFを外すと、難しい角度からシュートを決めて、この試合唯一となるゴールを決めてみせた。

 このプロ初ゴールもさることながら、話題になっているのが、その後のゴールパフォーマンスだ。喜びながらタッチライン際を走るイサーク・ドログバは、飛行機ポーズをしながら、肘を曲げたり伸ばしたりする父と同じゴールセレブレーションを見せたのだ。これにはイタリア国内外のファンが反応した。

「父と同じパフォーマンスをやっているね」
「選手にとっての晴れ舞台だ」
「イサークは、いつも見事だ」
「偉大なドログバ」

 2018年まで現役選手としてプレーし、クラブチームで300ゴール、コートジボワール代表で65ゴールを記録した父ディディエにとっても、息子のプロ初ゴールは特別なものとなったことだろう。

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