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英国から”逃亡した男”がプレミアMVPへ 躍進レスターで輝くレフティーが衝撃の過去を告白
マフレズが仏紙に明かす スコットランドで味わった苦悩の日々
今季のPFA(プロサッカー選手協会)年間最優秀選手賞を受賞したレスターのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズは、過去にスコットランドでトライアルに参加しながら、寒さに耐え切れずに逃亡していたという過去を明かした。仏地元紙「レキップ」が報じている。
14年1月にフランスのル・アーブルから、当時チャンピオンシップ(英2部相当)に所属していたレスターに加入したマフレズは、同シーズンにチームのプレミアリーグ昇格に貢献。今季の快進撃でも17得点11アシストとチームを牽引している。アフリカ人選手として初のPFA年間最優秀選手にも選ばれたレフティーだが、以前に英国から逃亡していたという衝撃の過去を告白している。
ル・アーブルに加入前のこと。マフレズはスコットランドのセント・ミレンFCで2カ月間のトライアウトを受けたという。マフレズは「うまくいったよ。4試合で7点決めたんだ」と振り返っているように、好印象を与えていたようだ。
しかし、マフレズが苦しんだのは英国の気候だった。雨も多く、寒さが長く続く英国での生活に嫌気が差してしまったのだという。「スコットランドは寒い。あれはひどかった。雪も降るし、とにかく寒かった。ある日なんかは、私はケガをしたと嘘をついてロッカールームに戻ったほどだ」と、まともにプレーすることができないほどだったと語る。そして最終的には、無断でスコットランドを去る決断をしてしまった。
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