ロベカルがCL8強“因縁”対決を予想 「サラーはラモスに近づくことすらできない」
2017-18シーズン決勝の再現、“因縁”のラモスとサラーの再会に注目
レアル・マドリードはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で、3年前のファイナル再現となるリバプールとの対戦が決まった。“因縁”あるスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとエジプト代表FWモハメド・サラーの再会に注目が集まるなかで、クラブOBの元ブラジル代表DFロベルト・カルロス氏は「サラーはラモスに近づくことすらできない」と語った。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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2017-18シーズン、レアルが前人未到のCL3連覇を果たした時に決勝で顔を合わせたのがリバプールだ。レアルがベイルの2得点などで完勝を収めたが、物議を醸したのはラモスとサラーの衝突だった。競り合いのなかでラモスがサラーの右腕を掴んで脇固めを決め、サラーはピッチに左肩を強打。そのまま前半途中で負傷交代を余儀なくされた。これが試合の行方に大きな影響をもたらしたとされている。「マルカ」紙は「それ以来、リバプールファンはラモスをマージーサイドの『パブリック・エネミー・ナンバーワン』と呼んでいる」と、レアルのキャプテンがリバプールサポーターにとって目の敵になっていることを伝えている。
3年ぶりに直接対決の機会が訪れるが、レアルOBのロベルト・カルロス氏は「サラーはセルヒオ(・ラモス)に近づくことすらできないだろうね。それは後に語り継がれる事件になるだろう」と、ジョークを交えて2人のマッチアップについて語った。同氏はリバプールがプレミアリーグで調子を落としていることもあり、レアル優位の試合になると予想しているようだ。
「初戦はレアルのホームで行われる。レアル・マドリードのほうがより調子が良いので、ホームで試合を決めなければならない。重要なことはジダンがすべての選手をしっかりと準備させ、負傷者たちができるだけ早く戻ってくることだろう」
因縁のマッチアップにも注目が集まる大一番は、現地時間4月6日にレアル本拠地での第1戦が、同14日にリバプール本拠地での第2戦が行われる。準決勝へ駒を進めるのは、どちらのクラブになるだろうか。