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ドルトムント監督が“裏切り移籍”志願の主将への信頼を明言 「彼は明日も我々の一員であり続ける」
記者会見に臨んだトゥヘル監督がフンメルスの去就問題に言及
ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督が、30日のヴォルフスブルク戦前の記者会見に臨んだ。注目を集める宿敵バイエルン・ミュンヘンへの移籍希望を明かした主将DFマッツ・フンメルスについては、「フンメルスの意志がオープンになってうれしい」と前向きに語っていた。「彼は明日も、残りのシーズンも、チームの一員であり続ける」と語り、変わらぬ信頼を明かした。独メディア「DW Sports」が報じている。
以前から今季限りでの移籍が噂されていたフンメルスだが、クラブ公式サイトを通じてバイエルンへの移籍希望を公式に表明。ドルトムントと17年6月末までの契約を結ぶキャプテンの元に正式なオファーはまだ届いていないというが、バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOも接触を認めるなど、もはや移籍は確実と見られている。
トゥヘル監督はチームの中心であるセンターバックの去就問題について、ポジティブにこう語っている。
「フンメルスの意志がオープンになってうれしいよ。スポーツチームとしては残念なことだ。でも私たちは、自分たちの上に立つチームが存在することを受け入れなければいけない。バイエルンはそうしたクラブの一つだ。我々は次のシーズンに向けてどうするのか、迅速に判断しなければならない」
リーグ戦でも優勝を争い、今季はDFBポカール決勝でも対戦するドルトムントとバイエルン。フンメルスにとっては下部組織からプレーした古巣とはいえ、シーズンも佳境のこの時期に移籍希望が明らかになったことで、ファンやチームメイトへの衝撃は大きいはずだ。それでも指揮官は、フンメルスへの信頼は変わらないと断言している。
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