相手の膝をなでなで!? 神戸FW古橋、試合中のほっこりシーンに称賛「心もかっこいい」

神戸FW古橋亨梧【写真:Getty Images】
神戸FW古橋亨梧【写真:Getty Images】

名古屋戦の後半22分、DF吉田豊の膝に接触 痛がる相手を見て一緒に膝を“なでなで”

 Jリーグでは、お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさんがナイスプレーやおもしろシーンを選ぶ「今節のワッキーチョイス」が人気だ。3月13日・14日に行われたJ1リーグ第4節では、ヴィッセル神戸の日本代表FW古橋亨梧が見せた“気遣い”がその一つに取り上げられ、ほっこりムードとなっている。

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 神戸は13日、好調・名古屋グランパスと対戦。開幕3試合連続スタメンだった古橋はベンチスタートとなり、後半19分からFW増山朝陽に代わってピッチに立ったが、シュート0本と封じ込まれ、チームも0-1で今季リーグ戦初黒星となった。

 そのなかで、「今節のワッキーチョイス」の一つとなったのが、「吉田豊の膝を何回もなでなでしてあげる古橋」だ。

 後半22分、左サイドでボールを受けた名古屋DF吉田豊に向かって、古橋は猛スピードでプレッシャーをかける。パスを阻止しようとした際、ややアフター気味に吉田の左膝に接触してしまい、ファウルとなった。

 膝を押さえて痛がる吉田を見て、古橋はぶつかってしまった膝をなで、すぐさまプレー再開に備えて自分のポジションに戻っていった。古橋の人柄があふれるワンシーンにファンからは「心までもかっこいい」「とにかく気配り上手」「古橋らしい」「回復魔法をかけてるのかもしれない」といった声がファンから上がっている。

 J2からプロキャリアをスタートさせ、神戸移籍で元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの“相棒”として活躍の場を見出し、2019年には日本代表にまで上り詰めた古橋。ストイックさや謙虚な姿勢だけでなく、相手選手を思いやる心も、右肩上がりの成長曲線の秘訣なのかもしれない。

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