無冠アーセナルにエース流出危機が浮上 バイエルンがサンチェス引き抜きを画策か

ドイツ王者が獲得を熱望 同胞ビダルも勧誘に動くか

 ドイツ王者のバイエルン・ミュンヘンは、アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェス獲得を熱望し、オファーの準備を進めているようだ。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 ブンデスリーガ史上初の4連覇が目前に迫っているバイエルン。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもベスト4進出を果たしており、来季マンチェスター・シティの新監督就任が決まっているジョゼップ・グアルディオラ監督のラストシーズンも順調な航海を続けている。

 宿敵ドルトムントからドイツ代表DFマッツ・フンメルス獲得が濃厚になるなど、すでに来季を見据えた動きを始めている王者は、さらに前線にも新たなビッグネームを加えようと動いているという。

 そのターゲットはアーセナル攻撃陣をけん引するサンチェスだ。昨季チームトップの16得点を挙げたアタッカーは、ハムストリングの負傷があった今季も12得点5アシストを記録。その活躍ぶりから、アーセナルは現在の週給13万ポンド(約2100万円)からさらなる給与アップを盛り込んだ新契約をオファーしていた。

 しかし、その交渉はいまだ継続中で合意には至っていないという。バイエルンのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが同胞サンチェスをバイエルンへ勧誘しているというニュースもあり、電撃移籍の可能性は消えていない。

 

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