広島「27選手の最新市場価格ランク」 基盤となる3人の”1億円超DF”、鍵は新助っ人FWか

サンフレッチェ広島でプレーするMF川辺駿とDF佐々木翔【写真:Getty Images】
サンフレッチェ広島でプレーするMF川辺駿とDF佐々木翔【写真:Getty Images】

前線の助っ人FWが入れ替わり、昨季13得点のジュニオール・サントスに期待

 2021シーズンのJ1リーグが開幕した。今オフの移籍市場で各クラブが選手を入れ替えたことで、どれくらいの戦力を有し、20チームで争われる今季の勢力図がどのように変わったのかは多くのファンが気になるところだろう。それを見るうえで一つの目安となるのが、市場価格の合計額だ。

 ドイツの移籍情報専門サイト「transfermarkt」では、世界中のサッカー選手の市場価格を随時更新しているが、この市場価格は選手たちの“推定移籍金”に近い意味を持っている。この市場価格を比較・分析しながら、今季開幕時のJ1リーグ各クラブがどれだけの戦力を抱えているかを考察していこう(※登録選手リストはクラブ公式サイトを参照)。

■サンフレッチェ広島(昨季8位/13勝9分12敗)
選手市場価格総額:19億5262.5万円
チーム内最高額選手:川辺駿(1億6510万円)

 2020シーズンは、白星が一つ先行したものの、優勝争いに絡めないまま、8位でシーズンを終えた。就任4年目を迎えた城福浩監督は、ここまで若手育成を行いながらも2位→6位→8位と一桁順位をキープしてきている。選手市場価格の総額を見ても、J1リーグで決してトップレベルではないクラブで、安定した成績を出していることは評価に値するだろう。

 今季開幕前には、昨季リーグ戦で26試合15得点を記録していたFWレアンドロ・ペレイラ(→ガンバ大阪)がクラブを離れた。エースの離脱は痛いが、その穴を埋めるべく市場価格1億160万円のFWジュニオール・サントスを柏レイソルから完全移籍で獲得した。昨季は期限付き移籍していた横浜F・マリノスでリーグ戦22試合13得点を挙げており、日本で3シーズン目という点でも心強い補強になる。

 このジュニオール・サントス以外の新加入選手は、愛媛FCからレンタルバックのMF長沼洋一(6350万円)、立命館大から加入のMF藤井智也(2222.5万円)、ヴァンフォーレ甲府から獲得したDF今津佑太(6350万円)、ベガルタ仙台から加入したGK川浪吾郎(635万円)という評価額になっているが、藤井と今津は開幕戦からベンチ入りしており、即戦力として期待がかかる。

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