アトレティコ、奇策6-2-2システムの瞬間に非難殺到 「史上最悪のフォーメーション」

アトレティコは守備時に“6バック”を採用【写真:AP】
アトレティコは守備時に“6バック”を採用【写真:AP】

CLチェルシー戦で6-2-2システムを見せるもジルーの決勝弾に沈む

 アトレティコ・マドリードは、現地時間23日に行われたチェルシーとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦で0-1と敗れた。“闘将”ディエゴ・シメオネ監督が、試合途中に見せた6-2-2システムに海外メディアは注目している。

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 新型コロナウイルスの影響で、アトレティコのホーム扱いの一戦はルーマニアの首都ブカレストにあるアレーナ・ナツィオナラで開催。後半23分にチェルシーの元フランス代表FWオリビエ・ジルーに値千金のオーバーヘッド弾を決められ、黒星を喫した。

 普段3バックのアトレティコは4-4-2でスタートし、守備時には両サイドハーフのフランス代表MFトマ・レマルとアルゼンチン代表FWアンヘル・コレアが最終ラインに降りる“6バック”を採用。しかし、シメオネ監督の執念も実らず、ノーゴールで敗れたことを海外メディアも皮肉めいて報じている。

 米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー番組「ESPN FC」公式インスタグラムは、「アトレティコ・マドリードがチェルシー戦で6-2-2フォーメーションを採用…そして敗北(苦笑)」と、6バックの瞬間を捉えた画像を投稿。ファンからも厳しい声が上がっている。

「醜いサッカーは醜い結果に値する」
「史上最悪のフォーメーション」
「勝つためにプレーする者もいれば、負けないためにプレーする者もいる」
「シメオネ時代の終焉か」

 シメオネ監督は昨年3月のCLラウンド16のリバプールとの第2戦でも、6-2-2を採用して延長戦の末に勝利しているが、今回は結果が伴わずに“逆風”にさらされている。

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