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ローマを救った「不滅のトッティズモ」 英雄が出場後3分間で起死回生の同点&決勝弾!
指揮官との確執で”厄介者”呼ばわりも…
今季途中にルディ・ガルシア前監督が退任後、トッティはルチアーノ・スパレッティ監督との確執が表面化していた。アタランタ戦後のロッカールームでは、3-3のドローという結果にイラつく指揮官が選手を罵倒し続けると、トッティが反論。ここから口論に発展していた。その後両者は雪解けを強調していたが、地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は試合当日に、「彼を崇拝しているローマのトッティズモ(トッティ至上主義)は23年生き続けている。病気か哲学か?」と特集。指揮官との確執により、英雄を”厄介者”呼ばわりするメディアも登場し、アメリカのニューヨーク・コスモス移籍の可能性も報じられていた。
だがこの日、敗色濃厚だったチームを救ったのは、39歳となった今もなお眩い輝きを放つトッティだった。1993年からローマ一筋のファンタジスタの2発で勝ち点3を積み上げ、同日にジェノアに敗れた4位インテルとの勝ち点差を5に広げて来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に前進している。スパレッティ監督がいかに煙たがろうと、古都における「トッティ至上主義」は不滅のようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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