浦和、阿部勇樹が4年ぶりに主将就任 「先頭に立って走っていきたい」

「浦和レッズのために全てを賭けてやっていきたい」

 実際に阿部は「チームを引っ張っていくことはもちろんですが、チームがいい時はあまり目立ちすぎず、後ろから仲間を支えることも必要だと思っています。シーズンを通して、キャプテンとしての出番が少ないことが一番の理想ですが、チームが苦しい状況や難しい時期に直面している時こそ、自分の出番だと思っています」とコメントしている。

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 今年9月に40歳の誕生日を迎える阿部だが、沖縄キャンプで見せていた動きは軽快そのもの。昨季を負傷でほぼ棒に振った影響は感じさせない。頼れるベテランは「キャプテンとして、チーム、浦和レッズのために全てを賭けてやっていきたいです。自分一人ではできないことだと思っていますし、サポートしてくれる副キャプテンのメンバーたちとともに、新しい浦和レッズのために、がんばっていきます」と、力強いメッセージを発した。

 現在、浦和の本拠地さいたまを含む地域は新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言が発令中で、しばらくはスタジアムで大歓声を浴びるというわけにはいかない。しかし、熱いサポーターの後押しを知る阿部は「ファン・サポーターのみなさんと笑顔で過ごせるよう、そして近い将来満員の埼玉スタジアムでお会いできることを楽しみにしています」とメッセージを送った。

 2年連続リーグ戦2桁順位からの復活を期す浦和は、誰もが厚い信頼を寄せる阿部にチームの精神的支柱としての役割を求めている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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