名門ミラン、39歳イブラヒモビッチとの契約延長を希望 クラブ“英雄”が活躍を称賛
マルディーニ氏が今季末で切れるイブラの契約に言及「このようにプレーできるなら…」
イタリア・セリエAで首位を走る名門ACミランの強化責任者である元イタリア代表のパオロ・マルディーニ氏が、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの契約延長に言及している。衛星放送局「ビーイン・スポーツ」で語った。
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現在39歳のイブラヒモビッチは昨年1月に前所属の米MLSロサンゼルス・ギャラクシーとの契約満了に伴い、2012年夏に退団したミランへ復帰。いきなりチームの中心的な存在になり、攻撃陣をけん引した。今季は、10連覇に挑むユベントスを押さえて首位に立つチームの原動力になっている。
そうしたなか、イブラヒモビッチのミラン復帰に大きく尽力した“レジェンド”マルディーニ氏は、今季終了までとなっている同選手の契約について言及している。
「彼は私たちに対し、(契約は)『自分のフィジカルがどうなっているかだ』と話した。だが、このようにプレーできるのなら、なぜ来シーズンも私たちとともにプレーできないのかということだ」
マルディーニ氏は、今季が残り4カ月を切った現時点でのパフォーマンスに、間違いなく来季も戦えるとの考えを持っている。イブラヒモビッチの意思とは別にして、クラブ側はカリスマストライカーとの契約延長を望んでいるとみられる。
また、マルディーニ氏は「(ハカン・)チャルハノールと(ジャンルイジ・)ドンナルンマも今季で契約が切れる。2022年6月に切れる選手もいる。私たち強化部門にとっては日常だが、解決策を探している。彼らが重要な選手であることはよく理解している。ただ、私は常に『彼らは100パーセントのプロフェッショナルであり、クラブと選手の双方が喜ばしい契約でなければいけない』と言っている。望みは契約の合意を見つけることだ」
チャルハノールやドンナルンマには、欧州の他クラブからのオファーが届いているという報道もある。今季の復活を印象付けるミランの前線の顔はもちろんイブラヒモビッチだが、現有戦力の維持についてもマルディーニ氏は頭を悩ませているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)