ブラジル人Jリーガーが将来“起業家”に? 日本での生活を「最大限に活用できる」
福岡DFグローリが明かした将来の計画「僕は常にスタートアップに関心を持っていた」
アビスパ福岡のブラジル人DFドウグラス・グローリは、昨年2月にチームに加入すると昨季はJ2リーグで28試合2得点の成績を残し、昇格に大きく貢献した。新シーズンはJ1の舞台での活躍に期待がかかるが、ブラジルメディアは「DFが起業家に? グローリがスタートアップ投資でブラジルに目を光らせている」と見出しを打ち、将来的な起業の動きに注目している。
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シャペコエンセやグレミオなど多くの母国クラブを渡り歩いたグローリは、ポルトガル1部マリティモを経て、昨年2月に福岡に加入。即戦力のセンターバック(CB)として28試合に出場し、昨季の2位フィニッシュに貢献した。契約も更新され、2021年シーズンはJ1での活躍が期待されている。
そうしたなか、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は「DFが起業家に? グローリがスタートアップ投資でブラジルに目を光らせている」と見出しを打ち、31歳のグローリが近い将来、人材管理の分野で起業家となるプランを掲げていると取り上げ、「サッカーの世界とは完全に異質」としながらも、野心に満ちた本人のコメントを紹介している。
「常に興味を抱いていた分野だった。僕たちの職業は寿命が短いからね。引退後に潜在的に有益な業界に投資することに目を向けていたんだ。Iopoint(ブラジルの企業)がまさにそうで、僕は常にスタートアップに関心を持っていた。なぜなら、シンプルなアイデアこそ人々の生活を豊かにし、利益を生み出すポテンシャルに溢れているからだ」
また、日本での生活については「良い経験となっている。文化も言語も全く異なることで弊害もあるが、だからこそ学びがある。東洋文化の中で生活をしている経験は、今後に最大限に活用できる」と、“起業家目線”でも前向きに捉えているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)