ポカール準決勝ヘルタ戦でドルト香川はベンチ予想 10日で4試合の強行日程の影響か、指揮官の信頼か?

独紙レポート ヘルタ原口も控え予想

 日本代表MF香川真司所属のドルトムントは20日にDFBポカールの準決勝で、同代表FW原口元気所属のヘルタ・ベルリンと対戦する。独地元メディアによると、香川は4試合ぶりのベンチスタートが予想されている。原口も予想先発から外れており、ハリルジャパンの二人がフィールドに立てない可能性が浮上している。独地元紙「キッカー」が報じた。

 10日に行われたシャルケとのルール・ダービー(2−2)から10日間で4試合目という過密日程の中、3試合連続スタメン出場中の香川はベンチスタートと予想されている。香川は終盤戦に完全復活。ゴールや守備などで獅子奮迅の活躍を見せていたが、トーマス・トゥヘル監督は大一番で控えを決断した模様。消耗を危惧した温存なのか、信頼はまだ取り戻せていないのか。インサイドハーフには指揮官の愛弟子カストロが入る一方、今季公式戦37得点のエースのFWオーバメヤンは、19日の練習で足の指を負傷。ヘルタ戦を欠場となる。

 ゴールマウスを守るのはGKビュルキ。DFラインは右からピスチェク、ソクラティス、フンメルス、シュメルツァー。中盤の構成はアンカーにMFバイグル、その前にギュンドアン、カストロと並ぶ形が予想される。17日のハンブルガーSV戦で共にベンチ外だったロイスとムヒタリアンもこの試合には復帰し、オーバメヤンの代役には直近の出場5試合で4得点と好調のFWラモスが務めることになりそうだ。

 

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