ミラン監督、ルカクと一触即発イブラヒモビッチを“擁護” 「人種差別主義者ではない」
エースFWイブラヒモビッチはインテル戦で退場処分に
ACミランのステファノ・ピオリ監督がミラノダービーで相手選手への侮蔑的発言があったと取り沙汰されている元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを「人種差別主義者ではない」と擁護している。イタリアサッカー情報サイト「フットボール・イタリア」が報じている。
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イブラヒモビッチは現地時間26日に行われたコッパ・イタリアの準々決勝インテル戦(1-2)に先発出場。その前半終了間際にマンチェスター・ユナイテッド時代のチームメートでもあるインテルのベルギー代表FWロメル・ルカクと衝突。激しい口論を繰り広げた。イブラヒモビッチはこの試合、2度の警告を受けて退場処分となっている。
イブラヒモビッチはルカクとの言い争いのなかで、人種差別的発言をしたと報じられていた。自身のSNSを通じて「ズラタンの世界に人種差別は存在しない」と否定していたが、ミランのピオリ監督も会見でスウェーデン人FWの人種差別発言については否定的に語った。
「彼はレッドカードを受けたことを反省しているが、明日の試合(ボローニャ戦)に向けて準備ができている。彼を正当化するつもりはないが、こういったことは起こりうる。イブラは人種差別主義者ではない。彼はいつも差別と最前線で戦ってきた」
イブラヒモビッチとルカクの口論に関して、イタリアサッカー連盟が調査に乗り出すとも報じられている。
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