堂安は「偉大なドリブラー」 現地評価上昇…来季去就に独注目「間違いなくキープする」

ビーレフェルトで評価が高まっているMF堂安律【写真:Getty Images】
ビーレフェルトで評価が高まっているMF堂安律【写真:Getty Images】

ビーレフェルトでの活躍に熱視線、戦力的価値にも言及 「何倍もの価値を生む可能性」

 ビーレフェルトの日本代表MF堂安律は、現地時間20日に行われたブンデスリーガ第17節シュツットガルト戦に先発し、後半41分に自身今季3点目を決めるなど3-0の快勝に貢献した。昇格したばかりのチームを牽引する働きで現地メディアからの評価を高めているなか、今季終了までレンタル加入中の堂安についてドイツ紙は「チームは記録的な金額でこの日本人選手を購入する可能性がある」と綴っている。

 日本代表MF遠藤航との日本人対決となったシュツットガルト戦で、堂安は開幕から17試合連続で先発出場。チームが1点をリードして迎えた後半2分、右サイドからの高速クロスが相手DFのオウンゴールを誘発し追加点をもたらすと、後半41分には、カウンターから右サイドでボールを受けると、個人技でDFとの1対1の局面を突破しペナルティーエリア内へ。最後は利き足ではない右足を振り抜いて、今季3点目を決めた。

 堂安の2得点に絡む活躍に対し、現地メディアは軒並み高評価を下しており、衛星放送「ユーロスポーツ」ドイツ版が「堂安は右サイドで相手にとって抑えづらい攻撃の牽引役となっていた」と評せば、専門誌「キッカー」も「たまらない」と活躍を称賛。さらにブンデスリーガ公式サイトでは、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出されている。

 シュツットガルト戦の勝利でチームは今季5勝目をマーク。昇格したばかりのチームを牽引している堂安への現地評価は高まっており、日刊紙「南ドイツ新聞」は「偉大なドリブラー」と見出しを打ち注目。シュツットガルト戦でのパフォーマンスを踏まえ「PSVアイントホーフェンから購入オプション付きでレンタル中のこのウインガーはビーレフェルトでますます重要な存在になりつつある」と綴るとともに、「チームは記録的な金額でこの日本人選手を購入する可能性がある」と、堂安の去就について見解を報じている。

「アルムニア(ビーレフェルト)にとって、堂安は決して安上がりなものではなく、歴史的な記録更新でさえある。総額2500万ユーロ(約31億円)と推定される同クラブの予算はブンデスリーガの財務状況の底にあるが、堂安は購入価格の何倍もの価値を生み出す可能性がある。ビーレフェルトは直接の転売目的では買わないだろうが、来季は間違いなくキープするだろう。中期的に見て、このまだ若い選手は関連する利益を生み出す可能性があり、降格しないように粘り強く戦う一つの理由となるだろう」

 ここまでの17試合で3ゴール3アシストをマークするなど、ブンデスリーガで輝きを放ち始めている堂安。さらなる活躍が続くようだと、今後の去就動向がヒートアップしそうだ。

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