「信じられない落下」 アルゼンチン人DFの“看板裏”転落に海外騒然「もっと酷い結末に…」

アルゼンチン人DFがピッチ脇の広告看板裏に転落(※写真はイメージです)【写真:Getty Images】
アルゼンチン人DFがピッチ脇の広告看板裏に転落(※写真はイメージです)【写真:Getty Images】

アルゼンチン2部の試合であわや大惨事、ピッチ脇の広告看板裏に選手が頭から転落

 南米で行われた試合で、ピッチ脇での想定外の事態によりあわや大惨事というシーンが起こった。アルゼンチン2部プリメーラ・ナシオナルのファイナルステージ、エストゥディアンテス・リオ・クアルトとサルミエントの一戦で、後半にエストゥディアンテスRCのDFがゴール脇の看板にもたれかかった瞬間、看板が破壊されて後方のくぼみに落下。幸いにも大事には至らなかったが、海外メディアでは危険なシーンとして話題となっている。

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 エストゥディアンテスRCの本拠地で無観客の中で行われた試合は、前半に両チームが1点ずつを取り合う展開となり、決着がつかず。勝負はPK戦に委ねられ、4-3でサルミエントが勝利した。

 そうしたなか、海外メディアで話題となっているのが、1-1で迎えた後半9分に生まれたシーンだ。エストゥディアンテスRCは右CKを獲得。キッカーが左足でインスイングのボールを供給し、DFニコラス・フェレイラはニアサイドに飛び込むも合わず、そのまま勢い良くゴール右脇のラインを越え、後ろ向きに広告看板にもたれるような形となった。

 通常であればしっかりと立つ広告看板によって体が支えられるはずだが、アルゼンチンのスポーツ専門局「TyCスポーツ」公式ツイッターに投稿された映像を観る限り、看板は後方の柵に立てかけられただけのもので、フェレイラが後ろ向きに接触すると脆くも後方に倒れてしまう。しかも柵の後方はピッチよりも低くなっているようで、後ろ向きに倒れ支えを失ったフェレイラが一回転しながら頭から落下する事態となった。

 ピッチ脇でウォーミングアップをしていたサブメンバーが駆け寄り騒然とするなか、フェレイラは起き上がりピッチ内へ。顔を歪めながら右肩付近を気にしていたが、幸いにも大事には至らずプレーに復帰した。

 このシーンを「TyCスポーツ」は「信じられない落下」と報道。中南米のサッカー専門サイト「BOLAVIP」も「もっと酷い結末になったかもしれない」と驚きをもって伝えている。

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