久保建英、“レアル時代”のバイエルン新星を翻弄した足技再脚光も辛辣反応 「唯一の成果」

レアル・マドリードと契約直後のプレシーズンでプレーしたMF久保建英【写真:Yukihito Taguchi】
レアル・マドリードと契約直後のプレシーズンでプレーしたMF久保建英【写真:Yukihito Taguchi】

2019年7月のICC初戦バイエルン戦でA・デイビスを手玉に取る

 日本代表MF久保建英は、今冬の移籍市場でヘタフェにレンタルとなり、新天地で新たなスタートを切った。そのなかで、米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー番組「ESPN FC」は、レアル・マドリードと契約した直後のプレシーズンでの華麗なテクニックに再び脚光を当てている。

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 久保は2019年夏、FC東京からレアルへ完全移籍。プレシーズンはトップチームに帯同して実戦にも出場した。その後、マジョルカか1年間のレンタルとなり、今季はビジャレアル、ヘタフェと移籍することになったが、「ESPN FC」の公式インスタグラムが取り上げたのは、19年7月のインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)初戦バイエルン戦だ。

 後半頭から途中出場した久保は、キックオフ直後にハーフウェーライン付近からの縦パスを受けると、相手2人に囲まれるも巧みなタッチで局面を打開し、すぐさま観客の目を引き付けた。さらに後半17分には、敵陣中央でボールを受けた久保がスルーパスを送り、ブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオールのチャンスを演出。何度もボールに触るなど上々のデビューを飾った。

 そして、注目を集めたのが後半44分のシーン。バイエルン陣内のアタッキングサードでカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスと球際で競り合い、ゴールライン際で一足先にボールにタッチ。左足裏で巧みにコントロールし、同世代の相手をいなしてみせた。当時、レアル公式ツイッター日本語版が「久保のこのボールさばき…」と映像を公開したプレーを、海外メディアも称賛していた。

「タケフサ・クボがアルフォンソ・デイビスの昼食代を奪った時」

「ESPN FC」は動画にこのようなメッセージを添えたが、デイビスは昨季ドイツ王者バイエルンでレギュラー格に成長を遂げており、久保の一歩先を行っている感は否めない。それだけに、投稿には「デイビスが世界クラスになる前の話」「デイビスのほうが上だ」「クボは過大評価されている」「クボが得た唯一の成果」「今もう一度できるかやってもらおう」とデイビス寄りのコメントが多く寄せられていた。

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