無所属状態の香川真司、英メディア選出の「獲得可能な“素晴らしい選手ベスト11”」入り

レアル・サラゴサを退団し現在はフリーとなっているMF香川真司【写真:Getty Images】
レアル・サラゴサを退団し現在はフリーとなっているMF香川真司【写真:Getty Images】

昨年にサラゴサと契約解除後、フリーエージェントの状態が続く

 昨年10月にスペイン2部サラゴサを退団した元日本代表MF香川真司は、2021年に突入しても無所属の状態が続いている。英メディア「プラネット・フットボール」は、「フリーエージェントで獲得可能な“素晴らしい選手ベストイレブン”」と銘打ち、移籍金ゼロで獲得が可能な11選手を紹介。そのなかに、香川もノミネートされている。

 香川は2010年7月にセレッソ大阪からドルトムントに移籍すると、ブンデスリーガ2連覇に貢献。その活躍が評価され、12年6月には世界屈指の名門であるマンチェスター・ユナイテッドへのステップアップを果たした。

 その後はドルトムントへ出戻り、ベジクタシュへの期限付き移籍を経て、19年夏にサラゴサに加入。しかし、開幕当初は先発出場を重ねていたものの、中盤戦以降は出場機会が減少してチームも昇格を逃した。戦力刷新の必要性が指摘されていたなか、香川はEU圏外枠であることに加え、高給に見合うパフォーマンスを発揮できなかったこともあり、両者合意のうえでの退団が決定した。

 記事では、昨年10月にウェストハムを退団してフリーの元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーと規定違反でアンデルレヒトを解雇された元フランス代表MFサミル・ナスリの元アーセナルコンビ、マンチェスター・シティやリバプール所属歴を持つ元イングランド代表FWダニエル・スターリッジ、スペイン代表FWジエゴ・コスタらのほか、香川も取り上げられている。

「カガワはマンチェスター・ユナイテッドでの2シーズンで公式戦57試合に出場した。わずかに輝きを放った瞬間はあったが、オールド・トラッフォードに腰を据えて戦うことはできなかった。しかし、彼がドルトムントと日本で何度も見せたように、彼には真の才能がある」

 香川は1月の移籍市場で新天地を見つけることができるだろうか。

「プラネット・フットボール」が選出した、「フリーエージェントで獲得可能な“素晴らしい選手ベストイレブン”」は以下のとおり。

<GK>
エルヤン・ニーラン(ノルウェー代表/30歳)

<DF>
クコ・マルティナ(キュラソー代表/31歳)
エセキエル・ガライ(元アルゼンチン代表/34歳)
ジョゾ・シムノビッチ(クロアチア/26歳)
ビクトル・アルバレス(スペイン/27歳)

<MF>
ジャック・ウィルシャー(元イングランド代表/29歳)
香川真司(日本代表/31歳)
サミル・ナスリ(元フランス代表/33歳)

<FW>
ダニエル・スターリッジ(元イングランド代表/31歳)
マリオ・マンジュキッチ(元クロアチア代表/34歳)
ジエゴ・コスタ(スペイン代表/32歳)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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