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闘将クロップの名演説が導いた“アンフィールドの奇跡” 逆転勝利のリバプールの心を震わせた言葉とは
ヨーロッパリーグ準々決勝でドルトムント相手に4-3で勝利
リバプールのユルゲン・クロップ監督が14日のUEFAヨーロッパリーグ準々決勝で古巣ドルトムントと本拠地での第2戦で対決。開始9分で2失点を許す絶対不利な状況から後半怒涛の4ゴールで歴史的な大逆転勝利に成功したが、その裏にはハーフタイムには劣勢の選手の心を奮い立たせる闘将の名スピーチがあった。
「本当に筆舌に尽くしがたいよ。最高の、最高の夜だ。試合は最初から不思議なものだった」
試合後、衛星放送BTスポーツのインタビューでクロップ監督は興奮を抑えるようにこう語った。7年間率いた古巣との対決は「クロップ・ダービー」とも呼ばれた。超満員のアンフィールドで闘将は喜怒哀楽を全身で表現した。
後半3分に0-2でリードされた場面で、FWディボック・オリギが反撃の狼煙を上げるゴールを決めると、咆哮と共にガッツポーズを披露。同12分にドルトムントFWマルコ・ロイスに痛恨の追加点を許すと、鬼の形相で怒鳴った。32分にDFママドゥ・サコーがヘディングで同点弾を決めると、タッチライン際を猛ダッシュしてのガッツポーズというトレードマークも飛び出した。
後半アディショナルタイムのDFデヤン・ロブレンがヘディングで逆転弾を決めると、万感の表情でサポーターの歓喜の渦に身を委ねた。
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