吉田麻也、フル出場も伊メディアの評価二分 「普段よりミスが多い」「上手くコントロールした」
後半アディショナルタイムには惜しいヘディングシュートを放つも及ばず
サンプドリアの日本代表DF吉田麻也は、現地時間11日のセリエA第17節スペツィア戦でフル出場。惜しいヘディングシュートがありながら1-2で敗れたゲームだったが、イタリアメディアからの評価は二分された。
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サンプドリアは前半に先制されたものの、すぐに同点ゴールを奪って後半へ。そして、クロスに飛び込む相手へのファウルでPKを献上し、決勝点を奪われた。センターバックで出場した吉田はビハインドのなかで、後半アディショナルタイムにセットプレーから難しい体勢のヘディングシュートを放ったが、わずかに枠を外れた。
このゲームにイタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」では、吉田を「5.5点」と採点し、「普段よりもミスが多かった。カバーリングやインターセプトも少なかった」と辛口評価だった。
一方のサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では「7点」と吉田を高評価。「ゴールから遠い位置のプレーでイエローカードをもらったが、(オマール・)コリーとのコンビで(ムバラ・)ヌゾラをうまくコントロールした。最後には同点に近づいた(ヘディングシュート)」と、相手FWの封じ込めに一役買ったと評した。
波に乗り切れない感のあるサンプドリアは、これで17試合を終えて勝ち点20の11位。UEFAヨーロッパリーグ出場圏内も降格圏も同じくらいの勝ち点差にあるだけに、上位進出のきっかけを掴みたいところだ。
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