将来の夢は「お笑い芸人」!? 愛知名門の“トリックスター”清水快真くんが披露した華麗テクニック

愛知県の名門ブリンカールFCに所属するFP清水快真くん【画像:Football ZONE web】
愛知県の名門ブリンカールFCに所属するFP清水快真くん【画像:Football ZONE web】

ブリンカールFCで一際輝いた清水くん、「見ている人も楽しませる」テクニシャン

 小学生年代におけるフットサルの最高峰の大会であるバーモントカップ。そして、中学生年代におけるフットサルの最高峰の大会である全日本U-15フットサル選手権大会。愛知県の名門ブリンカールFCは、両大会の常連であり、優勝経験もある。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 2020年は新型コロナウイルスの影響で、バーモントカップの開催が見送られた。それでも、この年代の子供たちにも全国大会を経験させたいという指導者たちの思いから、U-12フットサルチャンピオンズカップ決勝大会が開催される。ブリンカールFCは、優勝候補として今大会に登場。初戦でまさかの黒星を喫したものの、そこから立ち直り、見事に決勝に進出した。

 チームの攻撃の中心となったのが、FP清水快真くんだ。古居俊平監督が「テクニックに秀でていて、見ている人も楽しませる子」と言うテクニシャンは、両足で同じようにボールを扱い、相手の守備を翻弄し切り裂いていった。

 そのサッカーセンスは、フットボール選手としての明るい将来を予感させる。だが、ほかの子供が羨みそうな天賦の才を持ち、父がサッカーをやったことがきっかけでボールを蹴り始めた少年は、自身の夢を問われると「お笑い芸人」と即答した。「みんなにギャグとかを言うと『面白い』って言われるから」と、その理由を説明した。

「ブリンカールでは、テクニックや仕掛ける姿勢など、ドリブルについて多く学んでいます。コーンを置いてのドリブル練習だけではなく、実戦のなかでも積極的にドリブルをやるように教わっています」と、技術の秘訣を明かした。

 今後、その舞台が大きくなっていけば、サッカーやフットサルのプレーでも、周囲に夢を見させ、笑顔を巻き起こす可能性のある清水くん。どのような道に進み、人々を笑顔にしていくか楽しみだ。

page1 page2

Futsal X

2016年にオープンしたフットサル専門サイト。日本代表・Fリーグ・女子・海外情報など、カテゴリーを問わずフットサル情報を掲載。
http://www.futsalx.com

今、あなたにオススメ

トレンド