青森山田、黒田監督が目指す“二つのリベンジ” 「チャレンジャー精神はあるけれど…」

青森山田の黒田剛監督【写真:Football ZONE web】
青森山田の黒田剛監督【写真:Football ZONE web】

決勝で対戦する山梨学院は11大会前に敗れた相手 前回準優勝を含めてリベンジを期す

 第99回全国高校サッカー選手権は9日に準決勝が行われ、第2試合は青森山田(青森)が矢板中央(栃木)に5-0で勝利した。今大会で話題の一つになっているロングスローによる攻防もあったが、黒田剛監督は「対策をしながらやっていけば、そこまで怖いものではない」と話す。

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 青森山田は2回戦から登場した今大会での3試合、DF内田陽介によるロングスローから、最終ラインに3人いる180センチ台の選手たちが攻撃参加するプレーが武器になっている。近年は大会のたびに“ロングスローの是非”を巡る論争がインターネット上でも巻き起こしてきたが、矢板中央もまたロングスローを一つの攻撃手段として使用してきた。

 その軍配は、青森山田に上がったと言えるだろう。1-0でリードした前半35分、DF内田陽介のロングスローをニアサイドでDF藤原優大が頭で合わせると、混戦の中をすり抜けたボールはそのままゴールへ吸い込まれた。一方で、矢板中央のロングスローは決定機につながる場面を導くことはできなかった。

 黒田監督はロングスローについて、「チャンスにもなりピンチにもなるけれども、きちんと対策していればそうそう点は取られない。2人のターゲットへのマークやストーン、GKの配置もしっかりできて、そこからのカウンターもあった。対策をしながらやっていけば、そこまで怖いものではないと思っている。(決勝で)狙われる場面も出てくると思うけれども、しっかり対策したい」と、自分たちの武器だからこそ対策も万全だと自信を見せた。

 決勝の相手は山梨学院(山梨)であり、11大会前に青森山田が初めて決勝進出を果たした時に0-1で敗れた相手だ。前回大会に静岡学園(静岡)との決勝で敗れたことも合わせれば、二つの意味でリベンジを期す舞台だと言える。

「(山梨学院の)監督は代わっているけれども、長谷川(大)監督は元秋田商業で東北でも戦ってきた仲間。11年前に私も地に足が着いていないなか、前半の1点で気がついたら試合が終わっていた。ひよっこだという感覚を持たされた。今は“常勝軍団”青森山田と言われる。チャレンジャー精神はあるけれども、11年前の決勝、去年の決勝のリベンジといろいろものがかかるが、何でもできるサッカーが青森山田のテーマだから、そこにブレることなくやりたい」

 ともに堅守であり、サッカー全体の総合力が高いチームが顔を合わせる決勝戦になった。究極のオールラウンダーを志す青森山田は、二つのリベンジを果たせるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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