C・ロナウド、好機創出の絶妙ピンポイントクロスを英称賛 「過小評価されている」

ACミラン戦に出場したユベントスFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
ACミラン戦に出場したユベントスFWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

後半26分、絶妙なパスで飛び込んできたマッケニーのシュートチャンスを演出

 ユベントスは現地時間6日のセリエA第16節ACミラン戦で、3-1と快勝を飾った。エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは得点にこそ絡まなかったが、絶妙なチャンスメイクのシーンを英メディアが取り上げている。

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 ユベントスは前半18分、ペナルティーアーク右でイタリア代表FWフェデリコ・キエーザからの横パスを受けたアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが、マーカーを背負いながら左足でボールを巧みに操ってバックヒール。ペナルティーエリア内への絶妙なスルーパスとなり、飛び込んできたキエーザがゴール左隅に鮮やかに流し込んだ。

 同点に追いつかれたのち、後半にキエーザが勝ち越し点、アメリカ代表MFウェストン・マッケニーがダメ押し点を奪ってユベントスが敵地で勝利。ロナウドは得点には絡まなかったが、後半26分にビッグチャンスを作った。

 左サイドを駆け上がったロナウドは、相手選手2人を引きつけて、ゴール前へ浮き球のパスを供給。後方から駆け上がり、ペナルティーエリア内に飛び込んできたマッケニーにドンピシャのタイミングで合わせたが、相手GKジャンルイジ・ドンナルンマの好セーブに遭い、ゴールはならなかった。

 英メディア「スポーツ・バイブル」は、「ロナウドはミラン戦で素晴らしいプレーメイキング力が眠っていることを示した」との見出しでこのシーンに注目。「ロナウドは間違いなく史上最高のゴールスコアラーの1人だが、彼のプレーには得点を決めること以上のものがある。ミラン戦でディフェンスを分断する素晴らしいパスがあった。スコアシートに彼の名前はないが、プレーメイキング能力は過小評価されている」と伝えた。

 記事では、ミラン戦のロナウドがキーパス3本、ドリブル成功率100%、パス成功率94%を記録したことも紹介。海外ファンからも「なんてパスだ」「パーフェクトパス」といった称賛の声が上がっているという。

 ロナウドは2月5日に36歳を迎えるが、一切の衰えを感じさせないプレーを続けている。

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