ユベントス、MLSの19歳DF獲得画策 若手有望株の“争奪戦”へ…ベルギー名門が本腰か
FCダラスDFレイノルズにユベントスが興味も、外国人の選手登録枠が障壁に
米メジャーリーグ・サッカー(MLS)のFCダラスに所属するアメリカ人DFブライアン・レイノルズが、欧州の冬の移籍市場で話題になっている。イタリア王者ユベントスが獲得に乗り出していたが、そのオペレーションに不具合が起こったとイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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19歳の長身DFレイノルズは、しなやかなプレーとスピードの持ち主で注目を集めている。特に攻撃力の高さが際立ち、リーグではサイドバックでプレーする機会もあるが、サイドハーフやウイングの戦力としての獲得を狙う欧州クラブもあるという。
その1つであるユベントスは現在、EU圏外の選手枠が埋まっている。しかしながら、レイノルズ争奪戦での敗戦を免れたいとの考えから、イタリア国内で協力クラブを探しているようだ。そこで名前が挙がったのがカリアリだ。ユベントスは1月に同選手と契約するものの、半年間はカリアリに期限付き移籍させ、来夏に陣容を整理したうえで迎え入れようと画策も、カリアリ側はこれを拒否。そうしたなか、ベルギーの名門クラブ・ブルージュがレイノルズの獲得へ本腰を入れてきたという。
近年ではユベントスに今季加入したMFウェストン・マッケニーや、チェルシーFWクリスチャン・プリシッチといった欧州のトップクラブで活躍するアメリカ代表選手が増えつつある。これまでは欧州で年齢を重ねたビッグネームがMLSへと移籍する流れだったが、今後はMLSの若手有望株が欧州クラブへと引き抜かれる流れに変化していくのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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