ブラジルで衝撃キック! 相手の顔面“クリーンヒット”もイエロー止まりで波紋「クレイジー」
パルメイラスDFゴメスがアメリカ・ミネイロFWサントスの顔面を蹴る衝撃プレー
ブラジルの名門パルメイラスは、現地時間2020年12月30日の国内カップ戦「コパ・ド・ブラジル」準決勝第2戦でアメリカ・ミネイロを2-0で下し、2戦合計スコア3-1でグレミオとの決勝に駒を進めた。この試合でパラグアイ代表DFグスタボ・ゴメスが見せたプレーが波紋を呼んでいる。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
ホームでの第1戦を1-1で引き分けたパルメイラスは、アメリカ・ミネイロの敵地に乗り込んで第2戦を迎えた。
試合は膠着状態が続くも、後半24分に元ブラジル代表FWルイス・アドリアーノのゴールでパルメイラスが先制する。同40分にはブラジル人FWロニーが追加点を奪い、勝負あり。2戦合計スコア3-1で決勝に駒を進めた。
そのなかで、波紋を呼んでいるのが前半39分のシーンだ。パルメイラスのゴメスは、左サイドのタッチライン際でアメリカ・ミネイロのブラジル人FWアデミール・サントスと激しいデュエルを繰り広げる。相手にタックルを決め、こぼれ球に駆け寄ってクリアを試みたが、サントスが左足でボールをチップしたため、ゴメスの振り抜いた左足は空を切り、サントスの顔面を蹴り上げる形となった。
ウィルトン・サンパイオ主審はゴメスにイエローカードを提示したが、ブラジルメディア「Esporte Interativo」公式ツイッターは「パルメイラスのDFゴメスはイエローカードだった。この判定をファンはどう思う?」と動画を投稿。海外ファンからは「明らかな退場」「クレイジーすぎる」「ばかばかしい。カードの出し間違いじゃないのか?」と声が上がった。
また、海外サッカーサイト「BeSoccer」は「グスタボ・ゴメスの衝撃キック」と見出しを打ち、「センターバックは負傷したアデミール・サントスの顔面を蹴った。アメリカFCによって一発退場の抗議が行われたが、イエローカード止まりだった」と伝えている。
ゴメスの足はサントスの顔面をクリーンヒットしていただけに、アメリカ・ミネイロ側としては納得のいかない判定となってしまったようだ